Peruki's Blog
技術や生活に関する記事を載せています
この記事はFUN Advent Calender 2023の記事です。 前回はニシキアナゴ氏「初音ミク描いてみた(アドカレ)」、K氏「【外部院試】筑波大学大学院 システム情報工学研究群に合格しました 」。
ぺるきです。
1年も早いもので、2023年がもう終わってしまいます。今年を振り返っていきます。
NITほんわかんふぁ・オホーツク旅行
釧路高専の人たち、噂通り濃い人たちが多かったです。イベント終了後は女満別空港から帰省ルートに入り、その間綺麗な斜里岳や美味しいじゃがいもタルトを拝みました。
はこだて・冬・アート展
地域の芸術展覧会に作品を出展しました。詳しくはこちらに書いています。来年度も出そうと考えています。
はこだて観光ハッカソン
Jugesuke君と2人で、函館の観光に関するLine Botを開発していました。詳しくはこちらに書いています。
Mariners' Conference 春LT
亀田交流プラザを借り、春のLT大会を開催しました。
日高旅行
詳細はぜんぶここに書いています。憧れの静内イオンに行けてよかったです。
技育博
フェリーと高速バスで限界まで費用を抑えて東京に行きました。全国の輝くコミュニティを知れて良かったです。
OSC北海道
こた先輩に乗せてってもらいました。MIERUNEさんはじめ、素敵な出会いがいろいろありました。
サイボウズ・ラボユース開始
Linux向けWMの開発を通してソフトウェア設計を議論する、というテーマで活動を開始しました。ここ数ヶ月ちょっと下火ですが、今後もなんとか頑張って続けていきます。合宿が楽しかったです。
MIERUNE Inc. インターンシップ
GISに関する技術を実践できてとても面白かったです。成果物がバズったりもしました。
函館市電LT
函館市電を貸し切ってLTしました。詳しくはこちらに書いています。1年の出来事の中で一番印象的でした。
新雪プログラム開始
地形生成ライブラリの開発を行っています。開発物は「つくったもの」欄に載せています。実装はかなり進んでいます。
弾丸旭川旅行
日銀総裁(と個人的に呼んでいる旭川の人)に誘っていただき、いきなり旭川に行きました。最初予定が壊れてすごい困惑しましたが、温泉にも入れたし、ロードサイド巡れたし、とても満足しました。帰路には千歳科技大の学祭に行き、ゆるい勉強会に顔を出しました。
木育ロボコン
森町のロボコンにテクニカルサポーターとして参加しました。地域の取り組みを間近に知れて良かったです。濁川温泉もいい感じでした。
技術書典15
Mariners' Conferenceの部誌を頒布しました。損益分岐点を達成して良かったです。帰り、tomioさん一行と焼肉と中華を同時摂取したりしました。
p2hacks
fuNGの3人でゲーム開発をしました。慣れない題材ながら優秀賞をいただき、大変良かったです。賞金でアマプラを契約しました。
今年の開発物を抜粋して紹介します。
pdock (7月)
この頃、Arch Linux+swayでunixpornを楽しんでいました。いい感じのドックアプリケーションがなく、GTK4で自力で開発することにしました。
松屋vs西松屋 (9月)
松屋と西松屋のどちらが多いかを当てるゲームです。Maplibre GL JSの練習用に開発したつもりですが、かなりバズり、togetterやねとらぼにも取り上げられました。
Roadside Explorer (9月)
MIERUNEインターンシップの成果物です。全国のロードサイドの分布を可視化するWebサイトを開発しました。
slides (9月)
スライドの管理や公開が毎回面倒でならないので、marpで作ったスライドをHTMLとしてビルドし、デプロイまで行ってくれる自動化環境を作成しました。本当に便利です。
fastlem (10月-現在) 現在、新しい地形生成ライブラリとしてfastlemを開発中です。2年前にRDGLというものを作っていましたが、こちらは使い物にならないクオリティでした。 11月ごろに試験的に作った地形が本当に良く出来ていて、味をしめています。 来年度はこのライブラリをサンドボックスに、いろいろなものを作りたいです。
10冊ほど読んだはずです。本を読むことが全く習慣に無かった身にしては、結構読んだんじゃないかと思います。以下は抜粋です。
サイボウズ・ラボユースの支援で読んだ本も多く、ソフトウェア設計や開発技法に関する本が中心です。 また、技術書典で読んだ「失敗プログラマー」に触発されて以降、開発者によるエッセイ集を読むことも多くなっています。
いろんな場所に行けた
道南(森・江差・大間)、オホーツク(斜里・小清水・網走・北見)、日高(静内・新冠・浦河)、道央(旭川・士別・名寄・富良野)、空知北部(留萌・深川)、釧路など、北海道内のいろいろな場所に巡ることができました。
また、OSC北海道やMIERUNEインターンシップを経て、札幌や旭川もじっくり巡ることができました。
ただし、稚内や根室・中標津、広尾など、最果ての地域にはまだ行けていないです。稚内は一度アタックしましたが、電車が運休になり断念しています。来年はいくつか巡りたいところです。
育成事業を活用した活動が増えた
サイボウズ・ラボユースと新雪プログラムを使って、モチベーション維持や必要経費の調達をしながら活動することが増えてきました。
この体験はとても良くて、いろんな人と繋がりを持つ機会にもなりました。
開発環境に生成系AIがやってきた
ChatGPTやGitHub Copilotがもはや生活に不可欠になっています。未だに、ChatGPTに課金していることを驚かれます。一時期はコミットメッセージも自動化していました。
ただ、あまりにも便利で、頼りすぎていたようにも思います。ここ1年はRustがメインの開発言語ですが、友人とペアプログラミングをした時、for文の書き方が浮かばなかったのはさすがにまずいと思いました。
フットワークが重くなってしまった
今までと比べ、思い切った行動ができなくなってきたように感じています。これは反省点で、来年度は思い立ったが吉日を改めて実践できるといいなという思いです。
2022年度の振り返り記事も出していました。こちらの抱負と比較して振り返ってみます。
1ヶ月に1つ実績を残す
これはできませんでした、というかちょっと厳しいです。こうテンポ良く実績を出せるとよいものですが、やはり物事へのモチベーションには波があり、それには抗えないとわかってきました。
実際に今年度の多くの目に見える成果物は、9月頃に集中しています。一方で、1月や12月はあまり成果を出せていませんでした。
このことはわりと自分の中で受け入れられていますが、波の緩みに甘んじてぐうたらしすぎることも多かったため、来年度は気をつけたいです。
Mariners' Conferenceを立て直す
これはできたと言っていいのかな?去年は散々な状況でしたが、4月の春LTを機に活動の枠組みが安定してきたと考えています。
最近は部内VPSなども建立したので、これから色々できればいいなという気持ちです。次の新入生勧誘はちゃんとやりたいです。
長期的な(半年~)活動の枠組に携わる
サイボウズ・ラボユースと新雪プログラムです。やろうと思っていたことはできたという認識です。
技術以外の制作で結果を出す
はこだて冬アート展での受賞は、この類に該当するのか微妙ですが...
技術ではなく、絵を書いたりして何か出来ないかというのを考えていましたが、どうやら寿命がたりなさそうです。漫画のようなものも書こうとしましたが、どれも落書き程度のところで終わっています。
やはり技術をベースにしたほうが、段取りはつけやすいのかもしれません。
自分が技術を初めた最初のきっかけはゲームづくりへの興味ですから、知識の成熟した今、しっかりとしたゲームも一つ作ってみたいです。(松屋vs西松屋は...ちょっと違います)
就職先の候補を絞る
研究の道への関心は薄れてきており、大学卒業後の就職を念頭に就職先を絞ろうと考えています。カジュアル面談など積極的に取り組んでいきたいです。
実務経験を積む
自分の関心のある分野は比較的お金にしにくいものばかりですが、できることは増えてきました。そろそろ実務に取り組んでいきたいです。
fastlemを使ってなにか作る
fastlemを活用していろいろ作ろうと思っています。現在検討しているのは、交通網生成です。
未踏への応募も検討しており、これもfastlemを使った作品になる予定です。
創作物を作る
おそらくゲームプログラミングになりますが、まとまった時間を設けて、創作がしたいです。
悩みごとも多かったですが、素敵な機会をいただけたことも多かったので、恵まれ充実した1年だったと思います。
ではみなさん、よいお年を!